SCOM株式会社との業務提携締結のお知らせ

沖縄エリアの企業向けに再生支援投資、成長支援コンサルティングを推進

株式会社ドーガン(本社:福岡市、代表取締役 森 大介、以下「当社」)は、この度、沖縄で唯一であるSMB(スモールビジネス)企業向けの投資およびコンサルティング事業を行うSCOM(エスコン)株式会社(本社:沖縄県浦添市、代表取締役 藤本 和之、以下「SCOM」)と業務提携契約を締結しました。当社は、SCOMとの本提携を契機に、沖縄エリアの企業様への投資および事業承継・再生、成長コンサルティングニーズに共同で対応すると共に、沖縄エリアの更なる活性化のため、緊密に連携して参ります。

■本提携の目的

当社は、2004年の設立以降、どの金融機関や事業会社にも属さない「独立系投資運営会社」として投資ファンド運営事業を展開し、主に九州地区において、事業再生や事業承継ニーズのある企業様への投融資(19ファンド、総額約410億円)を行ってまいりました。加えて、企業の成長戦略の策定・実行支援をはじめ、様々な経営課題に対応するコンサルティング(年間約60社)や、M&Aアドバイザリー事業を行ってまいりました。

全国的に事業再生や事業承継の相談件数が増えている中、沖縄県は、人口当たりの新規開業率が全国1位の7.1%となっている起業大国である一方で、廃業率も全国6位と非常に高く(※1)、かつ、後継者不在率は66.4%であり、全国平均の53.9%に対し、12.5%上回っております(※2)。加えて、新型コロナウイルス感染症に対応するための「ゼロゼロ融資」の返済開始が本年4月にピークを迎えることを踏まえると、観光業等を中心に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた企業様の再生や事業承継の必要性は相応に高まるものと予想されます。

当社は、本提携によりSCOMが有する沖縄県内の地域ネットワークを活用し、再生や事業承継において企業が抱える課題を発掘し、当該企業様が必要とする投資の実行や、事業再生、事業承継、事業成長支援等のコンサルティングサービスを提供し、沖縄県内の地域活性化に貢献することをめざしてまいります。

※1 中小企業庁「2023年版中小企業白書」より引用(2021年度 都道府県別開廃業率による)
※2 帝国データバンク 全国「後継者不在率」動向調査(2023年)より引用

■SCOM株式会社の概要

SCOM株式会社は、「沖縄で、1万人のくらしを変えていく。」をビジョンに掲げ、2019年に設立された会社です。

同社は、県内唯一のSMB(スモールビジネス)特化のインキュベーションファンドを運営しており、沖縄の地域経済の活性化のために、同ファンドを通じて県内の中小企業に対し投資を行い、戦略の立案や資金調達、人材採用、マーケティングや財務・会計など、幅広い分野においてハンズオンでの支援を行っております。また、沖縄北部に建設予定のテーマパークを投資対象とした特化型ファンドの運営等を展開しております。

【SCOMの会社概要】
会社名 :株式会社SCOM
所在地 :沖縄県浦添市牧港4-11-3おきでん牧港ビル3F
設立  :2019年10月
代表取締役 :藤本 和之
会社HP  :https://scom.okinawa/

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