「九州アントレプレナークラブファンド」投資決定のお知らせ

第一号投資として地元ベンチャー2 社へ投資
「株式会社イー・エル・テクノ」「株式会社リーボ」に投資実行

 

株式会社ドーガン・インベストメンツ(本社:福岡県 代表取締役 森 大介)は、当社が運営を行い、西日本シティ銀行、十八銀行、豊和銀行、筑邦銀行、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が出資をしております「九州アントレプレナークラブ投資事業有限責任組合」(略称:九州アントレファンド)を通じ、株式会社イー・エル・テクノ(本社:福岡市 代表取締役 豆野和延 以下、「EL テクノ」)に対して 10,000 千円の投資を、また、株式会社リーボ(本社:福岡市 代表取締役 松尾 龍馬 以下、「リーボ」)に対して 20,000 千円の投資をそれぞれ実行いたしました。本件投資は九州アントレファンドの投資第 1 弾となります。

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EL テクノは、本社を福岡市に本社を置く技術開発型ベンチャー企業です。2010 年の会社設立以降、豆野社長をはじめとして大手電機メーカー出身の研究者が結集し、総勢 14 名で有機 EL照明の研究および製造を行っています。経済産業省の低炭素補助金や国内の事業会社・ベンチャーキャピタル等からの資金調達により 2012 年 3 月には、熊本県合志市にて製造工場を稼働させております。今回の九州アントレファンドからの出資資金については、さらなる研究開発や、今後の量産開始に向けたマーケティング活動のために活用いただきます。
リーボは、2011 年 7 月に福岡市で設立されたシード・アーリー期のベンチャー企業です。次世代の交通インフラとして注目される、1~2 人乗りの超小型電気自動車を活用したカーシェアリングのシステムに強みを持っています。従業員は 5 名の会社ではありますが、大手自動車メーカー出身の松尾社長の経験を活かして、スピード感のある事業展開を行っており、設立 2 年目ながら、地方公共団体等の実証実験にリーボのサービスが採用されるなど、大きく成長する可能性を秘めた企業です。リーボへの投資においては、海外のシード投資で活発に活用されているコンバーチブル・ノートを擬似的に行えるようなスキームでの投資を行っており、これは九州アントレファンドにおけるシード投資のモデルケースとなっています。この投資をきっかけに、リーボは本ファンドの活動拠点でもある九州アントレプレナークラブ“OnRAMP”へ入居し、弊社からはリーボへ社外取締役・監査役を派遣するなど、徹底的なハンズオン支援を行う所存です。

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2012.11.26 「九州アントレプレナークラブファンド」投資決定のお知らせ(株式会社イー・エル・テクノ及び株式会社リーボ)