「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」投資決定のお知らせ
クラウドコンピューティングを活用した地域活性化支援
「株式会社イーダブリュエムジャパン」
「株式会社イーダブリュエムファクトリー」に投資実行
株式会社ドーガン・インベストメンツ(本社:福岡県 代表取締役 森 大介)は、当社が運営を行い、株式会社西日本シティ銀行、株式会社九電工、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が出資をしております「チャレンジ九州・中小企業がんばれ投資事業有限責任組合」(略称:チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド)を通じ、株式会社イーダブリュエムジャパン(本社:東京都 代表取締役 友納 健一郎 以下、「EWM ジャパン」)に対して 15 百万円、100%子会社である株式会社イーダブリュエムファクトリー(本社:佐賀県 代表取締役 友納 健一郎 以下、「EWM ファクトリー」)に対して 10 百万円、2 社合計で 25 百万円の投資を実行致しました。本件投資により、同ファンドの投資先数は10 社となります。
◇ ◇ ◇
EWM ジャパンは、首都圏の大企業、公共機関向けウェブサイト、ウェブアプリケーションの開発・運用アウトソーシング事業を展開する IT ベンチャー企業であります。日本 IBM株式会社で WEB ソリューションの先端部署にて活躍した友納氏が独立により設立した企業であり、小規模ながら業界大手と引けを取らない提案力・技術力を有した企業であります。(手がけた企業のウェブサイトは「第 1 回企業ウェブ・グランプリ」のベストグランプリを獲得するなど、多数の実績を有しております。)ビジネスモデルの特徴として、東京都の企業でありながら、その業務の大半を友納氏の出身地である佐賀県に本社を置く子会社(EWM ファクトリー)にて遂行するという地方経済活性化の新しいビジネスモデルを展開している点が挙げられます。これによりローコストでハイクオリティのサービス提供を実現しており、クライアントからも高い評価を得ると同時に、地元佐賀県における雇用創出にも貢献しております。
EWM ジャパンおよび EWM ファクトリーは、今回の投資を受け、新規事業の取り組みをスタートさせております。その一つとして、全く新しいコンピューターの利用形態として近時注目を集めているクラウドコンピューティングを地域企業が主体となって構築・共同利用する「地域クラウド構想」を地方自治体等に対して提唱中であります。これが実現すれば地域の中小企業が多額の投資を行わずして IT 環境の整備(サーバー、ソフトウェア等)を行うことが可能となり、生産性向上・販売力強化・業務効率化に繋がることが期待されております。
(※2009 年 9 月 10 日付にて、ネットワンシステムズ株式会社(東証一部上場)および、IT ベンチャー企業 8 社が参画しクラウドコンピューティングの先進的取組の推進を目的とした「クラウド・ビジネス・アライアンス」を組織することが発表され、EWM ジャパンはその幹事企業として同業務の推進を図っていくこととしております。)
当社といたしましては、EWM ジャパンおよび EWM ファクトリーの成長を積極的に支援することで今まで遅れていた中小企業の IT 化が推進されることが期待され、その結果として、当ファンドの設立趣旨の一つである「地域経済の活性化」に繋がるものと考え、投資を決定いたしました。
詳細はPDFをご覧ください。
2009.09.11 「チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド」投資決定のお知らせ(株式会社EWMジャパン・株式会社EWMファクトリー)