「アグリクラスターファンド」第5号投資決定のお知らせ
第 5 号投資実行のお知らせ
「旭ファーム株式会社」に 35 百万円を投資
株式会社ドーガン・インベストメンツ(本社:福岡市 代表取締役 森 大介)が運営を行い、株式会社鹿児島銀行のほか、鹿児島県下の有力企業 6 社(小正醸造株式会社、坂元醸造株式会社、薩摩酒造株式会社、株式会社新日本科学、株式会社タイヨー、株式会社南九州ファミリーマート)[50 音順]が出資する「アグリクラスター投資事業有限責任組合」(愛称:アグリクラスターファンド)は、旭ファーム株式会社(本社:鹿児島県薩摩郡さつま町 代表取締役 大迫 昭蔵)に総額 35 百万円の投資を実行致しました。本件投資が、当ファンドの投資実行第 5 号となります。
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旭ファーム株式会社(以下「同社」)は昭和 56 年に農事組合法人として設立された養豚業者であり、現在年間約 27,000 頭の育成豚を出荷しております。同社は高い肉質を追及するために飼料の質から徹底してこだわり、トウモロコシや動物性飼料を一切使用せず、マイロ等の植物性飼料を 100%使用しております。同飼料を使用することにより、ナチュラルできめ細かい肉質を実現しております。同社にて肥育・育成された豚肉は「鹿児島 XX(ダブルエックス)」、「鹿児島 OX(オーエックス)」のブランドで高い安全性且つ高い品質を実現した商品として全国各地に出荷されています。尚、同社は全国トップクラスの繁殖技術を有しており、1 母豚の 1 分娩回数における平均産子数は約15 頭と全国的に見ても有数の実績を誇っております(全国平均は約 11 頭)。今般、同社が実施する肥育キャパシティの向上を目的とした農場新設等の設備投資は、同社ブランド商品に対する全国の消費者ニーズに応えるものであり、今後 5 年間で年間約 40,000 頭の出荷体制を構築する予定です。
当ファンドはファンドによる支援が単に同社の養豚業界におけるシェア拡大・地位向上といった観点のみならず、景気低迷に悩む地方経済を支えるリーダーとして、養豚業ひいてはアグリ産業が注目されるきっかけに繋がるものと期待して投資を実行致しました。投資実行後は金融面での支援に止まらず、ファンド出資企業にも協力を頂きながら財務管理の強化や商流開拓に向けたハンズオン支援(営業支援)を実施し、同社の事業価値向上を支援して参ります。
詳細はPDFをご覧ください。