「九州ブリッジファンド」第2号投資決定のお知らせ
印刷物の印刷・企画・デザイン
「株式会社サンカラー」に出資決定
株式会社ドーガン・インベストメンツ(*1)(略称:DI、本社:福岡県福岡市 代表取締役 森 大介)は、管理運営を行う「九州ブリッジファンド」(以下、「当ファンド」)の第2号投資先企業として株式会社サンカラーへの出資を決定致しました。詳細は下記のとおりです。
(*1)株式会社ドーガン・アドバイザーズが 100%出資するファンド運営子会社です。
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■第2号投資先企業/株式会社サンカラーについて
株式会社サンカラー(本社:熊本県熊本市 代表取締役 水橋一太、以下「同社」)は、1967年創業の印刷会社であり、質の高いデザインの提案を行うことにより、熊本県下を中心に全国規模で事業を展開しています。また、広告代理店やインテリア販売店などの子会社を有し、グループ一丸となって、従来の印刷業の考え方にとらわれない多面的・重層的なサービス提供を行っております。この度、同社は前代表取締役社長(現会長)の橋本氏の事業承継を目的として、同氏保有の同社株式を当ファンドに譲渡することにより、円滑な事業承継を行うこととなりました。橋本氏におかれては、引き続き同社の取締役会長として、新体制の支援を行うこととなっております。また、今回の譲渡に際して、同社の磐石な財務基盤を確立するために、当ファンドを割当先とした第 3 者割当増資を行いました。
今般、当ファンドは、同社が強固な顧客基盤と高い企画力、印刷技術を有しており、後継者である水橋社長のもと円滑な事業承継を行うことで、同社事業の維持継続・更なる発展が十分可能と判断し、投資先企業として選定を行いました。また、今後は同社へのハンズオン(各種業務支援)を行い、同社の事業価値向上を支援して参ります。
■本件投資の意義
当ファンドは、主に九州地区の中小企業の事業承継・事業継続を支援し、九州経済を活性化させることを目的として、独立行政法人中小企業基盤整備機構のほか、九州を代表する地域金融機関 6 行(鹿児島銀行、佐賀銀行、十八銀行、筑邦銀行、西日本シティ銀行、肥後銀行)[五十音順]の出資により設立された、地域特化型のバイアウトファンドです。本件の出資に際しては、上記のファンド出資者からも、同社の事業承継を円滑に行うことが地域内雇用の確保・新たな創出を生み、引いては当地区の経済活性化に資するものと高く評価、賛同していただきました。地域金融機関が出資するファンドが、本件のように地場中小企業の事業承継を手がける例は、九州においては前例も少ないため、閉塞感の漂う地域経済を勇気づける絶好の実例になるものと考えております。
詳細はPDFをご覧ください。